孤独のFIRE

天涯孤独・社会的孤立状態のアラフィフ親父がFIREという名の無職を続ける記録

ゴミ屋敷でFIREしていた人の漫画を読みました

最近FIREの話題も少なくなってきたような気がしますが、トゥギャッター経由で面白い漫画を見つけたので紹介します。過去ツイートを漁るとツイート主の本職はケアマネージャーらしくどうやら実話のようです。

togetter.com

コメント欄を見ているとFIREの問題というよりうつ病セルフネグレクトの問題では?という意見もありました。一方でFIRE批判でよく言われる事ですが、目的もなくFIREするといずれこうなるよという厳しい意見もちらほら見かけました。

自分も目的があってFIREした訳ではなく、心身の不調で病む終えず退職した口なので、確実にこの人と同じコース行です。退去費用でぼったくられるのが怖いので掃除はたまにしてますが、メンタルがどこまで続く事やらといった感じです。

 

投資家目線で気になったのは資産形成過程で、この人の言う事が本当だとすると「15年前に退職金と貯金を銀行で全て投資信託にした」のだそう。15年前と言うとおそらく2008年から始まったリーマンショックの底値辺り。ここで全額ぶっ込めるのも自暴自棄のなせる業なのか、尋常ではないと感じました。

投資銘柄は分かりませんが、皆さんご存じの通り銀行の窓口で投資信託を買うと経費率の高い商品や回転売買を薦められ非常にリスキーなのですが、セールストークに惑わされず資産形成したのも自暴自棄というか、変に欲をかかなかったのが功を奏したのかなと推測します。

 

よくバイ&ホールドの重要性を説くブラックジョークで「一番投資成績が良いのは死んだ人」と言いますが、このマンガを読んだら、おそらく二番目に成績が良いのは「死んだように生きている人」なんじゃないかと思いました。別にそうした生活を薦めている訳ではありませんが、とにかく興味深い話でした。