孤独のFIRE

天涯孤独・社会的孤立状態のアラフィフ親父がFIREという名の無職を続ける記録

FIREは4%ルールから3.3%ルールへ?

ヤフー経由で興味深い記事を見つけました。

FIREの「4%ルール」は、もう古い? 退職資金を枯渇させないための3つの方法(海外)

何でも投資調査会社として有名なモーニングスターが、現在の不安定な市場環境においては、退職基金からの引き出し率は今まで安パイとされてきた4%ではなく、3.3%に留めた方が良いと提案しているとの事。

記事中に紹介されているケースだと、資産7000万の場合4%だと年280万・3.3%だと年230万と取り崩しとなるので、年間でだいたい50万円くらい生活費に差が出るという計算になります。

ただし有名なトリニティ・スタディの調査は投資の不確実性を考慮した上での数値であり、調査対象となった1925~1995年(後に2009年までのデータに基づく改訂版が出る)のバックテストを塗り替える事件が起きるかと聞かれると、これもまた不確実です。

肝心のモーニングスターの調査結果のリンクが張られていない為内容をチェックしていないのですが、記事から引用すれば市場のボラティリティが高まっているため、取り崩し率を抑えた方が良いと言っているらしい。

VIX指数のチャートを見る限り、コロナショックとリーマンショックは別格として比較的安定しているようにも見えるのですが、今の株高はばら撒きによるバブル相場であり、調整局面はいずれ来るというのは一部の専門家が言っている所ではあります。

大切なのは常に保守的なポートフォリオと倹約生活を心掛けることだと思います。自分はBNDと(厳密には債権ではなく投資信託ですが)外貨建てMMFを加えてリスク資産の20%なので、もう少しディフェンシブ寄りでも良いのかなと考えています。