孤独のFIRE

天涯孤独・社会的孤立状態のアラフィフ親父がFIREという名の無職を続ける記録

中田敦彦の円安動画を見ました

中田敦彦のYOUTUBE大学が円安に関する動画を挙げていました。

 

正直言うと自分は特別中田敦彦のファンと言う訳ではないです。以前投資に関する動画を何本か見た事はあるのですが、チャンネル名で大学を銘打つ割には初心者向けの本を乱読しているだけという印象を受けました。

ただ円安に関する動画を今回見たのは、以前からお話している通り国の財政・金融に関してネットに流布する情報の半分は嘘・トンデモ・陰謀論に属するものであり、それらに中田氏が引っかかる可能性は高いと思ったからです。

その意味では少し安堵したというか、自分にとっては決して真新しい主張ではないもののよくぞこの結論にたどり着いたと彼の事を見直しました。はっきり言ってほったらかし投資の筆者Y氏とM氏より遥かに頭が切れる。

案の定と言うか、コメント欄はハンキン(半緊縮派)が荒らしています。「日銀は簿価会計だから問題ない」だの「日銀の受け取った利子は政府に戻る」だの。動画をきちんと見ていたら答えは出ているのですが、とにかく定型文を繰り返すだけなのが情けない。

ただうまくまとめている一方で、チャンネル登録者500万人と影響のある中田氏が言及した事で本格的にキャピタル・フライトが進むかもしれないという懸念もあります。円安が止まらなくなればNISAが国内株に限定される未来があるかもしれない。

何だかんだ言って我が国で投資をしている人はまだまだ少数派ですが、同時に日本人は空気で動く人種でもある。何かのきっかけで我先にと円から逃げ出すシナリオは決してありえないとは言い切れないと感じました。