孤独のFIRE

天涯孤独・社会的孤立状態のアラフィフ親父がFIREという名の無職を続ける記録

2024年のポートフォリオと投資戦略

明けましておめでとうございます。去年のうちに予約していた新NISA枠の投資信託が約定しましたので、ブログを開設した去年の5月に資産公開していますが、改めて2024年初頭時点のポートフォリオを再公開したいと思います。

新NISAの銘柄は成長投資枠・つみたて投資枠の両方ともeMAXISSlimの全世界株式(日本除く)にしました。成長枠投資は年始に一括購入・つみたて投資枠は月2回5万の購入予定です。

つみたて投資枠も一括購入するか迷ったのですが、多少の時間的リスク分散が期待できるというのと、お小遣い程度ですが楽天ポイントが貰える範囲内で買おうと思ったのが理由です。これは個人の好みなのでどちらでも良いと思います。

外貨建て資産の中では特定口座のQQQを全売却しました。今年は利下げ局面でハイテク企業株も上昇が期待されるのですが、自分の状況ではリスクを取ってリターンを求める必要もないかなと考えての売却でした。

売却した分はBNDやVYM等配当金を増やす方向で銘柄を購入しました。ただ皆さんご存じの通り今年から配当金生活が厳しくなるので、新NISA枠が埋まる5年後を目途に投資信託の取り崩しへシフトできればと考えています。

 

5月と比較すると全体的にはややディフェンシブに、それでいて円経済圏からの脱出は確実に進めているポートフォリオになっていると思います。全世界株もあえて日本除くを選択しましたし、ドル預金に近い性質の外貨建てMMFも買い増しています。

これ以上ドル資産や仮想通貨に資金を移すと、過剰に為替リスクを負う事になるのが難しい所で、今後はVOOやeMAXISSlim先進国株式など役割的に被っている商品を売却して、新NISA枠を埋める予定です。

ただ短期的には円高局面は来るものの、中長期的に見て円安が続くのは間違いない。円の価値が毀損し続けるというのはかなり手堅い予想なので、あくまで個人的な考えとしては為替リスクは然程大きくないと考えています。

 

最後に今年の戦略ですが、基本的には積み立て投資以外で資産を動かす予定はありません。ただ急激な円安が来た場合には少し利確して、不動産を買うかもしれません。悪い言い方をすれば、安い日本を買い叩くチャンスを虎視眈々と狙っている状態です。

ただ人口減少国の日本で家を買っても、よほどの物件でない限り経年劣化で価値が下がる事を考えると、やはり関東圏で探すことになるだろうと、現実問題として地元福岡で買う事はないかなぁと考えています。

以前旅行の時に話した関門海峡のタワマンもすごく良いんですけどね…。本当に素敵な立地で自分が生涯を終える時はあんな所でという憧れは未だにあります。下層階なら2400万前後で売りに出ており、どうしたものか悩みどころではあります。