孤独のFIRE

天涯孤独・社会的孤立状態のアラフィフ親父がFIREという名の無職を続ける記録

金融所得で保険料増額へ

遂にというかこのニュースが飛び込んできました。

nordot.app

自民党は、所得に応じて徴収される医療や介護の保険料の算定に、株式配当などの金融所得を反映する仕組みの徹底に向けた議論を始めた。(略)現在は確定申告をした人のみ保険料に反映され、不公平との指摘があった。見直しによって未申告だった人の保険料が増える可能性がある。

記事中にある「社会保障の改革工程表」というのはおそらく以前少子化対策でFIRE民の負担が増えるという話というエントリーで紹介した「全世代型社会保障構築を目指す改革の道筋について」という草案の事かと思います。

その時は金融所得と金融資産のどちらに課税するのか決めかねているようなニュアンスに受け取りましたが、資産額に課税してしまうと資産形成期にある人に不利になる為、売却益に課税する方向で検討しているのではないかと推測します。

投資信託には「課税の繰り延べ効果」があると言われており、老後資金の足しに長期で積み立てている方はホールドで良いと思いますが、今FIRE中で投資信託を取り崩している方や高配当ETF保有している方には厳しくなりそうです。

ただ外国税額控除の為に今までも金融所得を確定申告してきたという人は、恐らく今回は影響ないものと思います。心配なのは新NISAの売却益に非課税の効果が相殺されてしまうのか否かですが、今の所は情報が少ないです。

個人的には、社会保険料は税金じゃないからという理屈で課税されてしまう可能性も否定はできないような気がします。結論が出るのは2028年度との事なので、議論を見守りたいと思います。

FIREと第三次世界大戦

遂にというかイスラエルがイランに攻撃開始という一方が届きました。

news.ntv.co.jp

アドルフに告ぐ』には「大戦で殺されたユダヤ人が今では人を殺す側だ」というセリフが出てきますが、自分も心情的には戦争反対・反イスラエル側です。日本はイランから石油を輸入しているという経済的事情も懸念しています。

一方言うまでもない事ですが、日本はアメリカに追従して安全を保障して貰っている立場であり、そのアメリカが親イスラエルである以上、踏み絵を踏まされるならどっち側になるのかというのも推して知るべしと考えます。

 

今はまだ大事にはなっていませんが、思考実験として報復合戦が第三次世界大戦レベルの大きな紛争となった場合、FIRE民はどう対応したらいいのか。そんな事を考えながら検索してみると、こんな記事を見つけました。

www.mag2.com

第一次世界大戦第二次世界大戦当時のS&P500指数の値動きを見ていると、意外と暴落しているとは言い難い。記事では株式市場の「弾力性」という表現をしていますが、下がっては上り全体としてはやや横ばい位で推移しています。

一方で第二次世界大戦時の日経平均株価はやはり横ばいですが、終戦後に暴騰しています。記事によるとこれはハイパーインフレの影響という分析です。いくら株価が上がってもそれ以上に物価が上がってしまえばどうしようもない。

 

ちなみに「日本はずっとデフレだったからハイパーインフレになるはずがない」という人がいますがこれは間違い。インフレは需給関係・ハイパーインフレは通貨への不信任で起きるので、発生原因が全く違う。

そしてGDP比の債務残高(平たく言うと働いて借金を返せるか否かの目安)は、賠償金も払ってもいないのに戦後レベルまで膨らんでしまった。後は何がトリガーになっても可笑しくないというのが現状です。

勿論今は憲法29条で私有財産が保証されており、戦後のような手荒い手法がありうるかには議論の余地がある。ただ「政府の債務はいずれ何らかの形で国民全体の負担になる」という原則を踏まえていれば、立ち振る舞いは自ずと決まってくる。

ここで歴史に学ばずネットに流布するトンデモ経済学にだけ学び、「国の負債は国民の資産」だのと連呼するようになると、資産運用以前に資産防衛が難しくなる。投資と金融は別の人に学ぶべきというのは、当ブログでは繰り返し主張している所でもあります。

 

それを踏まえた上での大戦時の立ち振る舞いですが、日本の一人負けになると思えば従来通りドル資産中心で良いと思います。一方全世界が巻き込まれると予想するならコモディティ・例えば金やビットコインの割合を増やすというのも一つの手法かと思います。

問題はその費用を現有株を売って捻出すべきかですが、先の記事の通り株価は決して落ちてはいない。ただボラティリティが高くなる可能性はあるので、リスク許容度に応じて毎日ぐっすり眠れる位のレベルに留めるのが良いでしょう。

無リスク資産の現金に換えてもよいのですが、先のイスラエルの報復で円高にならないのを見る限り、有事の円という黄金パターンは消滅した・つまり今の日本は紛争当事者と同じくらいリスキーと市場は考えているというのは、覚えておいて損はないと思います。

住民税非課税世帯のメリットは続くのか

今回紹介するのはFIREではなく定年退職で完全リタイアした人の話ですが、以前資産を持ちながら住民税を非課税にする手法について書いた事もあり、関連記事として紹介したいと思います。

jbpress.ismedia.jp

役職定年を迎える前は年収が1000万円以上あった。しかし、今、男性が目指しているのは「住民税非課税世帯」だという。「子供がいない分、これまでは相応の税金を負担してきた自覚がある。ようやく公的扶助のお世話になるチャンスがやってきた」と語気を強める。

もちろん制度を最大限利用する事は誰にも止められないですが、「語気を強める」という表現にぞっとします。やましさや後ろめたさもなく、さぁ公金チューチューするぞと声を荒げる高齢者が増えれば、いずれは税制が変わり穴が塞がれる。

それこそ「蜘蛛の糸」の死人のように我も我もと公金に群がる様を見ていると、正直心苦しいです。自分は氷河期世代の先頭・あらゆる扉が目の前でパタンと閉じるのをずっと見てきたので、自分も逃げ切れるか意識せざる負えないのを残念に思います。

数年前まで「1000万円プレーヤー」だった自身が住民税非課税世帯となることに抵抗を感じないのか尋ねると、「極めて合理的な選択だと考えている。今の日本では、老後の暮らしはストックを積んでフローを減らした方が有利だということだ」と返された。

ここは「今の日本では」という言い草が、後の世代はどうでも良いという風に聞こえなくもない。社会保障費の増加ペースを考えれば、年金や健康保険が実質的に破綻するのは時間の問題。世の中にただ飯はない以上、リタイア世代の得は現役世代の損になるだけ。

だからこそ現役世代の中で「自分は金を出したくないから、国がお金を刷ればいいじゃん」という、これまた他人に負担を押し付ける主張が広まりつつある。二言目には減税だの現金給付だのと口泡を飛ばす彼らもまた、糸に群がる罪人に過ぎない訳です。

 

ならばどうすれば良いのかという話ですが、もしこの国に愛着や希望を持っているなら、綺麗ごとになりますが一人一人が国を支えるという方向に考え方を180度変えると共に、投票に行き政治の力で世の中を変えるしかないのではないかと思います。

この国の最大の問題が社会保障費だと思うなら、高齢者医療の窓口負担原則3割化を公約に掲げる維新の会に投票するのも良いでしょう。個人的には万博の件もあり積極的に支持はしていませんが、ここは政治ブログではないので詳しくは述べません。

ただ自分は記事に出てくるようなリタイア民に加え、この場に及んで減税を訴える極左政党やトンデモ経済学者がまかり通る様を見るにつけ、みんなで負担を嫌がって最終的にはグレートリセットで全員沈没というのが、一番可能性が高いシナリオだと思っています。

ですのでハードルはかなり高いのですが住民税非課税世帯のもう一つ先、海外に半移住して住民票自体を抜いてしまう事を選択肢として排除していない訳です。正直あまり時間は残されていないので、高い危機感を持ってもうひと頑張りせねばと思っています。

FIREは公金チューチューなのか

FIRE関連でちょっと前からバズっているツイートを紹介します。本人が「炎上覚悟」と言っているので、かなり意図的にきつい言葉を使ってインプレッション稼ぎをしているものと思われます。

自分は常々FIRE民は悪目立ちしない方が良いと主張してきましたが、上のツイートが212万ビュー稼いでおり、残念な事ですがFIREという生き方が政府と国民に目を付けられ、最終的に食えなくなるのは時間の問題だろうと考えます。

資産課税でなく消費増税で対応するという希望的観測は、正直自分にはよく分かりません。消費税は貧しい人程負担が重くなるいわゆる「逆進性」があると言われており、国民感情を考えれば「働いたら負け」という穴を塞ぐ方が現実的。

また消費税は10%に上げるのにも政治的には相当苦労した上、これ以上上げるどころか0%で良いというトンデモ理論がまかり通る有様で、それを考えると余程支持率の高い政権でない限り上げる話は出て来ないでしょう。

個人的な意見としては「公金チューチュー」は言い過ぎとしても、特定口座の申告不要制度を快く思わない人はいるかもしれないなと利用した自分も内心思いましたし、これが駄目なら例えばマイクロ法人を使った節税術もいずれは塞がれるだろうと考えます。

唯一の希望としては、税制改正は国会を通して審議されるものなので、法案が提出されたとしても施行されるまでにはタイムラグがあるという事。今FIRE済の方はいつでも海外脱出できるように準備だけはしておいた方が良いかもしれません。

一方今FIREを目指して資産形成中という方には残酷な言い方になりますが、10年・20年後には努力や我慢が無駄になるかもしれないというシナリオを頭の片隅に置き、ストイックにならず適度に消費を楽しみながら人生設計をして欲しいと思います。

生産性は誰が上げるのか

先月日本のGDPランキングがドイツに抜かれ4位に落ちたという報道がありました。この問題になると必ず出るのが「生産性を上げろ」という話。そんな中ネット世論財務省と並びスケープゴートとして大人気の竹中平蔵氏のインタビューが目に留まりました。

news.yahoo.co.jp

(リンクが切れていた場合はこちら

この低成長社会から脱却するためには「まずは企業が無理にでも給料を上げて、経済を回すべきだ」と主張する人がいますが、それは経済学的に間違っています。そんなことをすれば悪いインフレが起き、実質賃金は上がらないままです。実質賃金、国民一人あたりのGDPを高めるためにはやっぱり企業・国の生産性を高めることが先です。

言っている事はごもっともだと思いますが、彼がパソナ会長時代に散々公金チューチューしてきた事との矛盾も感じます。つまり自分達が社会主義の世界に生きているのに、国民にだけ資本主義のリスクを押し付けているように見えなくもない。

結局そうした社会の歪みがれいわ新撰組のようなカルト政党と「現金よこせ」を連呼する白痴のデモ行進を産んだのではないかと思います。あれだけ大勢の人間が居て、転職や自己投資はおろか、直接会社に賃上げを要求する事も思いつかないのかと唖然とします。

 

誰もが「生産性を上げろ」と言うが、その中の誰一人として「自分が生産性を上げました」と手を上げる事ができない。総論賛成各論反対・言うは易く行うは難しの典型で、言葉というものの無力さを痛感せざる負えない訳です。

もちろんロボットやAI等先端技術の専門家の意見は傾聴に値しますが、例えばヤフコメや5chに匿名でこの手の話を書き込むのがどういう人間かというのは、偏見混じりですが容易に想像がつく。

おそらく半分はネット弁慶。現実には底辺職に就いているのに他人にマウント取りたいが為に、聞きかじりの経済政策をネットに書き込んでは「俺はマクロ経済に詳しい」自慢をするいう、生産性ゼロの行為に勤しむタイプの人間。

残りは会社で高い地位に就いている既得権益側の人間。「生産性を上げろ」と説教するのは好きだけど「あなたの存在が生産性を下げてますよ」と言われると怒るタイプ。根拠はないですが、この国の体たらくを見るにつけ多分そんな所なのではないかと思います。

 

news.tv-asahi.co.jp

かと思えばこんなニュースもありました。今の日経平均株価の下落を、日銀がETFを買い控えている事が原因だとし、その事を「はしご外し」と表現してしまう。国民だけでなくメディアまでもが社会主義に犯されてしまったのかとがっかりします。

コロナショック時は多くの国が金融緩和に手を染めましたが、日銀はアベノミクス以降株の爆買いは勿論、金利を抑えるのに国債も爆買いしており、そうした状態があまりに長く続いた為当たり前ではないというのを覚えている人が少ないのかもしれません。

もはやアベノミクスの失政は明らかで、これからしばらくは撤退戦の時期が続くと予想されます。今から生産性を上げろ・出生率を上げろと言われても、ボーナスステージでアイテムどころか1枚もコインを取れなかったマリオがクッパと戦うようなもの。

少子化もGDPの減少もだいぶ前から分かっていた事で、今更騒いでも遅いよというのが偽らざる本音です。ぎりぎりになるまで現状維持を優先し、本当にやばくなった時には既に手遅れという、日本人の悪い癖が出たような気がします。

 

最後にFIREとの関連性について述べて終わりにします。基本的にリタイア民は物やサービスを生み出す立場にはないので、当事者として生産性の向上を語れるかと聞かれると難しいというのは認めざる負えない。

一方我が国の現状を鑑みて、スティーブ・ジョブズイーロン・マスクのようなイノベーターが現れるとは到底思えない。それも結局はリスクを取って生産性を上げるより、非効率でも補助金を貰える仕組みに乗った方が楽に稼げるからです。

ただ国債の利息を無理やり抑え込む時代が終わると共に、そうしたやり方も終焉を迎えつつある。公共事業の中抜き業者も、れいわのトンデモ経済政策も、国債に利息が付き皆が「これただの借金じゃん」と気づき出せば、いずれ淘汰されるかもしれない。

未来の事は分かりませんが、現時点では海外のリスクテイカーに全乗っかりして、そこで得た金銭を国内の消費に使い経済を回すというのは生存戦略としては全然ありだし、血税に群がる人達に比べたら幾らかましな生き方なのではというのが自分の考えです。

もちろんリタイア生活をする上で謙虚さは持ち合わせた方が良いというのも、以前から繰り返し述べている通りです。海外のイノベーターや国内で3K仕事に就く人が居るから成り立つ生き方なのだという事を忘れてはならないとも思います。

FIRE批判はもう飽きたという話

以前FIRE批判はもう定型化しているので聞く価値はないという話をしましたが、今回も非常に浅い記事を見つけました。リンクする価値もないのですが、一応ソースとして紹介します。

diamond.jp

筆者の木下勝寿氏は北の達人というeコマース事業の社長兼作家だそうで、検索すると色々と本を出しているようです。経営者としての腕は自分が言うより会社の株価を見てもらった方が早いですが、それはさておき本文から少し引用します。

私は起業する前、猛烈サラリーマンを辞め、2年くらい貯金だけで生活していた時期がある。(略)すると「たっぷりある」と思っていた時間は「意外とない」ことに気づいた。(略)時間を使う能力がすごく落ちていると感じたのだ。

ここら辺の理屈はまだ分かります。自分もあっという間に時間が過ぎてしまう事に毎日驚いています。ただここからFIRE批判につなげるのがよろしくない。あまりに凡庸で聞き飽きたお説教が始まります。

私は経済的自立はいいが、早期リタイアはやめたほうがいいと思っている。人間、やるべきことがなかったら、本当に何もしなくなるし、精神状態も悪くなる。知人にもFIRE状態の人が何人かいるが、楽しそうには見えない。 

あくまで自分の体感で統計を取った訳ではないですが、こういう事を言う輩って9割方経営者・つまり人を使う側の人間なんです。そりゃあ他人をこき使える立場の人種から見たらそっちの方が楽しいし、FIREなんて面白くないに決まっている。

だからこれに対する反論としては「お前が言うな」で終わり。退屈過ぎて鬱になる人も中にはいるでしょうが、結局は働き過ぎて鬱になる可能性と比較しないと議論にならない。そういう人が多いからこそFIREが話題となるんじゃないでしょうか。

この木下氏という方は企業口コミサイトで自分の企業の評判を一度見てみる事をお薦めします。辞めた人達は退職金が出ない・賞与が出ないと嘆いてますよ。あなたの会社で働く事は楽しいですか・社員にやりがいを提供してますかと逆に聞きたいですね。

 

ちなみに自分の場合は元から精神疾患で、一人でいるのも何もしないのも全く苦にならない人間なので、FIREした後でも今よりもっと社会と距離を置く方法を模索しています。その意味では全然退屈していないと言えるかもしれません。

2月の収支

2月も終わり退職してから9カ月・新NISA積み立て開始から2カ月となりました。キャピタルゲインは絶好調で、自分のオルカンは日本除くなので日経平均の上昇を取り逃しているものの、これを書いている時点で26万円の含み益となっています。

このまま上昇を続けるなら、来月にももう少しVOOを利確しても良いのかなと考えています。勝って兜の緒を締めよではないですが、攻めつつも徐々にディフェンシブに、不測の事態に慌てないようにしたいと思います。

給与  0円
配当金 110952円
副業  0円

一方インカムゲインは今月も毎月配当のETFのみ。心身の不調が続いており社会復帰は当分先になりそうです。本来なら療養も兼ねてはるばる福岡県に越してきたのですが、この街はちょっと自分に合わないし心の休まる暇がないです。

タイミング次第なのですが、円安による資産増加と不動産バブル崩壊が重なったあたりで、程よい田舎に家を探して見ようかと考えています。自分の中では千葉の房総半島とか、神奈川の三浦半島なんかをイメージしています。

家賃     81120円
食費     22532円
税金     16900円
電気水道ガス 19185円
通信     1981円
娯楽費    11790円
交通費    8068円
雑費     4050円
医療費    3000円

今月は旅行があった割にはそこそこの出費で済みました。ただ相当ドタバタしたので記帳漏れはあるかもしれません。マネーフォワードを全部の口座・カードに紐付けすれば管理は簡単なのですが、正直有料会員になる程のメリットを感じません。

あと水道光熱費は馬鹿にならないです。福岡は電気代が安いと聞いたのも移住を決意した理由なのですが、部屋の日当たりが悪くエアコンの使用が多いのと、都市ガスでなくプロパンガスの部屋だった事もあり、毎月かなりの金額が出て行きます。

 

この前の旅で書き忘れた残念エピソードなのですが、成田空港につけ麺で有名なとみ田の支店があったんです。1550円のチャーシューつけ麺をちょっと高いなと思いつつ注文するのですがこれが美味しくない。

厨房を見るとスープはレンチンだしチャーシューは真空パック。ファミレスのチェーン店ならセントラルキッチン方式で現場では温めるだけというのはよくある話ですが、あの名店がそんな事するのかと。

それでいて飲食店あるあるですが客前で店員を説教するんですよね。何で俺の教えたやり方でやんねぇんだよみたいな話をオープンキッチンでしている。レンジでチンするだけなのに手順も何もあるのかと思いましたが。

正直せっかく海外から来てくれた観光客にジャパニーズつけ麺がこんなもんとは思って欲しくないですね。本店のある松戸は観光名所がないので行く機会もないでしょうが、インバウン丼以外にも美味しい物はあるんだけどなぁと思った次第です。

 

後以前、住民税の申告不要制度という穴が潰された関係で外国税額控除を諦めたという話をしたのですが、直後に某アフィリエイターが配当金+住民税非課税で丸儲けみたいな扇動的な記事を上げているのを見て、あぁこの穴もすぐに塞がれるなと確信しました。

この国でのFIREはライフハックのようなもので本来吹けば飛ぶような存在なんだ、国や役人・嫉妬深い貧困層に目を付けられたらお終いなんだというのを分かってないんですね。そのシナリオも折に触れて書いてきたつもりなのですが、非常に残念です。

だからこそ、生存戦略として小銭稼ぎで目立つ位なら大人しくしといた方が良いという話もしたんですけどね。記事をパクられたという確信はないですが、アフィリエイターに主張をつまみ食いされるなら、こっちも全部のカードを出す必要ないなと反省しています。

伝えたいことはまだまだあるのですが、正直無償で更新する身としてはモティベーションがだいぶ落ちました。今後は出す情報を精査しながら、日々の雑記とたまに時事批評をする位のペースでのんびり更新していくので、よろしくお願い致します。