孤独のFIRE

天涯孤独・社会的孤立状態のアラフィフ親父がFIREという名の無職を続ける記録

ひろゆきvs米山の第二弾を見ました

ひろゆきが論破されたと話題になった米山隆一氏との対談の第2弾を見ました。今回は米山氏が炎上というか発言をやや曲解されて拡散された、能登地震の復旧問題に関する討論、まぁ討論というレベルに達しているか疑問ですがその話題です。

ちなみに炎上の発生源となったツイートがこれで、この発言が「強制移住」なんじゃないかと曲解されてしまった事で、今回の討論に至るというのが経緯です。

非常に言いづらい事ですが、今回の復興では、人口が減り、地震前から維持が困難になっていた集落では、復興ではなく移住を選択する事をきちんと組織的に行うべきだと思います。地震は、今後も起ります。現在の日本の人口動態で、その全てを旧に復する事は出来ません。現実を見据えた対応をと思います https://t.co/1rVQ6hDk1N

— 米山 隆一 (@RyuichiYoneyama) January 7, 2024

自分の感想としては、人口減少国である日本でこの過疎地維持のコスト問題ってものすごく大切な事なので、論破するかしないかみたいな低次元で話すなよというひろゆきに対する怒りです。意外と根に持つタイプだったんだなぁと。

ひろゆきは本質的にはドライで他人に興味ない人間なので、多分本音では限界集落を維持するのは非効率だと分かっていると思うんですよね。ただやり返してやろうという私怨が先にでているのが可愛らしいというか人間臭いというか。

今すべき話かというのも自分にとってはどうでも良い。例えば少子化対策だって10年前にやっていたら全く違ってたと思うんです。非難するならむしろ日本人の事なかれ体質・先延ばし体質なのではないかというのが私見です。

 

ちなみに以下はブログで繰り返し書いている事なのですが、はてなに移籍したばかりなので再度書かせていただきます。ずっと応援していただいた方は読み飛ばし可ですのでよろしくお願いします。

当ブログは投資・FIREブログとして運営していますが、実はインデックス投資やFIREの手法って学問的にはほぼ正解に近いものが既に出ていて、素人が付け足す事ってそんなに残されてないんです。だから誰が言っても似たような内容にしかならないし、もちろん自分のブログだって社会的意義なんか殆どない。

一方で国の金融・財政に関してはネットに流通している情報の半分は嘘・陰謀論・トンデモに属するもの。また彼らがカルト化して激しい勧誘活動をしており、そうした異端経済学を目にする機会はとても多いんです。最近だと某格闘家があっちの世界にいっちゃいましたね。昔はファンだったんですが…。

だから自分なんかは意地悪な楽しみではありますが、リトマス試験紙として利用している。S&P500推しのそこそこ有名なブロガーが、門外漢の財政問題に口を出して間違いを書いているのを見ると、あぁこいつ受け売りで何も考えてないなと密かに蔑んでいる訳です。

 

それはさておき、日本においてFIREに成功するか否かの鍵はここの勉強量というのが自分の持論です。なぜなら他では中々差がつかないから。その為には投資のプロとは別の人間、金融・財政に詳しい人間に師事を仰ぐ必要がある。日本は治安が良くて食事が美味しいからと思考停止していると必ず足元をすくわれる。

そして「正統派」経済学のおすすめインフルエンサーとして前からずっと紹介したかったのがこの米山隆一氏なんです。立憲民主党にアレルギーが多い上に人相も悪く、過去にスキャンダルもあったので言い出しにくかったのですが、あのひろゆきを論破したとして最近知名度も上がってきたので、今なら推薦しても炎上しないと信じたい。

ちなみにもう一人推薦したい人がいるのですが、米山氏以上にアンチが多いので今は書きません。ただFRBが利上げを開始する直前・2022年初頭の時点で「資金をドルに逃がすなら最後のチャンス」と警告してくれたおかげで、正直だいぶ稼がせてもらいました。今金利金利と騒いでいる人達を見ても正直周回遅れも良い所だなぁと。

この話題は陰謀論者に荒らされるのが分かっているので、自分は前にBloggerで運営していた時もコメント欄は公開していません。皆さんと交流したい気持ちもなくはないのですが、いつの日かカルト信者の皆様が目を覚ましてくれる事を信じつつ、自分の精神衛生の方を優先させていただいておりますのでご了承ください。