孤独のFIRE

天涯孤独・社会的孤立状態のアラフィフ親父がFIREという名の無職を続ける記録

楽天証券の配当金受取りをドルに戻しました

今年の5月に楽天証券で米国株ETFの配当金が円で受け取れるようになったというサービスを紹介しお試しで7カ月ほど利用したのですが、元のドル受け取りに戻すことにしました。きっかけは証券会社の競争激化による為替手数料の引き下げです。

米ドル↔円のリアルタイム為替取引手数料を無料に引き下げ!業界最低水準へ!という12月1日に発表されたリリースによると、手数料が無料になるのはリアルタイムの取引のみとなっており、無料対象外の取引としては

米国株式取引円貨決済、定時為替取引(米ドル)、外貨建てMMF、米国株配当金の円貨での受取、債券円貨決済(利金・償還金含む)

となっています。今まで手数料が掛かっていたのか過去の配当案内書を見てもどこにも記載がないのですが、米国株式配当金受取方法についてという所を見るとスプレッド・つまり為替レートに上乗せされる形で手数料を取られていた模様です。

円貨で受取りの場合は、配当金額の計算時に、1USドルあたり25銭の為替手数料(スプレッド)が発生します。なお、為替手数料は配当金額の計算時に適用する為替レートに含まれています。

この1ドル25銭を手間賃として許容できるかというのは微妙な所です。高配当投資家の方ならご存じかと思いますが、特定口座でドルを受け取ったらその日の内に円や外貨建てMMFに換えないと、為替の変動による損益も確定申告しないといけない。

その手間暇を面倒臭いと感じるなら決して高い金額ではないのですが、せっかくFIREで暇を持て余している事もありますし、しばらくは入金の連絡が届き次第リアルタイム取引で円に換えるやり方でやってみようと思います。

これもご存じの方は多いかと思いますが、来年からは配当控除の仕組みが変わり高配当株投資家にとっては厳しい時代が待っているので、資産家になっても驕ることなくこつこつと倹約に励まなくてはと思っています。